ブログ

    よくある質問8

    Q:テレビでよくいつの間にか骨折と聞きますがどう言う事ですか?

     

    A:骨粗鬆症によって骨が弱くなって痛みが伴わないために知らない内に腰の骨が骨折してしまうと言う事です。
    骨折と言っても手や足の骨とは違ってぽっきり折れるのではなく、一つの骨の辺縁が潰れてしまいます。
    人の脊椎は、胸椎は12個、腰椎が5個全部で17個あります。それがいつのまにか骨折により、一つの椎体が2ミリずつ潰れるとすると全部で3センチ以上にもなります。
    これが年を取って腰が曲がる原因です。
    骨粗鬆症が原因でよくある骨折で腰椎圧迫骨折があります。それは、尻餅をつくと起こす骨折でお尻の骨が骨折するのではなく、お尻に受けた衝撃が玉突きのように上に伝わり、第十二胸椎か、第一腰椎が主に圧迫骨折をします。
    腰の骨の一つ一つは、卵のようになっていて衝撃を受けるとぐちゃっと潰れてしまいます。
    これが圧迫骨折です。
    骨粗鬆症の飲み薬には、一日一回、週一回、月一回があり、注射では、一日一回、週一回、月一回、半年に一回と様々です。
    骨粗鬆症が心配な方は整形外科医に相談される事をお薦めします。